小豆の霊力
旧暦師走二十一日。
そして、今日は寒い(>人<)
雪、降るかな???
食福力指南師 一二三惠久彌です。
暦を調べてわかるのは、古の人は本当に[ 小豆 ]をよく食べていたなぁーということ。
お朔、望と、お月様に合わせて食べていたし、ハレの日にはもれなく[ 小豆 ]
そして、この小豆をいただく頂き方は、今のように[ 和菓子 ]でいただく甘いものをということではなく、お米と一緒に炊いて小豆ご飯だったり、煮たりで小豆粥だったり。
しかも、ご飯はうるち米の方を赤飯と読んでいて、もち米のおこわとは別の呼び方があったのに、いつしか曖昧になったようです。
古代より赤い色には邪気を祓う力があるとされてきているので、行事の際に赤い色の食べ物としての小豆が珍重されるのは、当たり前といえば至極真っ当なことなんだけど。
でも、赤飯を食べるのは、お祭りなどの祭事や誕生祝いなど吉事に赤飯を炊く風習が一般的だけど、実は江戸時代の文献『萩原随筆』に「凶事ニ赤飯ヲ用ユルコト民間ノナラワシ」と記されていて凶事にも赤飯を炊く風習がこの頃には既にあったわけで。
地域によっては凶事にもお赤飯は今でもあるし。
関東育ちに私の家にはなかったけど。
凶事に赤飯を炊く理由の確からしさはわからずも、赤色が邪気を祓う効果がある事を期待してという説と、「縁起直し」とも。
「 縁起直し 」
いい言葉ですよね。
禍福は糾える縄の如し。
降ってわく[ 禍 ]もあるけど、うっかり自ら招いてしまう[ 禍 ]もある。
でも、縁起直しすればいいだけのこと。
あんまり思い詰めたり、悪い方向に考えなくてもいい。
って、私は思ってます(✿˘艸˘✿)
また、古くは凶事に赤飯を食べていたものが何らかの理由で吉事に食べるように反転したという説もあります。
これは、漆の器のお話しを聞いた時に聞いたことがあるんだけど、今、漆の器で慶事の時に使うといえば、何となく[ 赤 ]の塗のものを使って、凶事の時に[ 黒 ]の漆のものを使うようなイメージがあるけれど、昔は逆だったんだというお話しをある塗師さんから聞いたことがあって。
その時はただ単に「 へーーーー 」としか思わなかったのですが、このお赤飯のことを考えれば、凶事にこそ[ 朱塗り ]を使うことで[ 縁起直し ]をと考えても不思議はないですよね。
なのでお赤飯は宗教的な意味合いが強く、赤飯を用いた「赤飯供養」という風習が存在していて、現在でもこの風習を伝えている神社仏閣がいくつかあります。
静岡県の蓮華寺や神奈川県の御霊神社境内にある石上神社が7月に行う神事である石上神社例祭の「御供流し」があるって、お赤飯持って海の中に入っていくというもの。
今では海の日に行われるようになったそうですが( 海の日は祝日ですものね、その方が開催する方もやりやすい? )以前は、この神事が行われてから海開きをしたそうです。
また、何故か[ 龍神さま ]とお赤飯はご縁が深いようです。
元々龍神様のお祭りには人身御供をしていた所があったようですが、まぁね、そりゃー人道的に問題があるわけで。
それで[ 赤飯 ]を納めるようになったとも。
ホントかな???
桜ヶ池 お櫃納め 池宮神社
蛇池神社
龍神様とお赤飯のお祭りは、興味深いものが多い!!!!!
今日も楽しく美味しくお健やかに福々しく♡
神様からお墨付きの人生☆
オイシイ日々で、宇宙から溺愛☆
#食福力(私が作った造語♡食べて幸せになるための智慧とか感能力のことをさします)
#宇宙から溺愛
#オイシイモノガタベタインジャー
#オイシイモノはこの世の正義
#龍神
#お赤飯
#小豆
#霊力
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