清里 と ワンド と 御巣鷹
旧暦 文月 十二日
巳の日
金剛峯日
今日もお読みくださる皆さまにたくさんの福がふりそそぎますように♡
食福力指南師 一二三惠久彌です。
あれから34年…
その夏、私は清里にいた。
叔父が喫茶店をやっていたので、その手伝いをするために、泊まり込みでバイトをさせてもらうために。
私の高校時代の友人2人と、私の弟、その友人の5人が別荘1つ与えられてそこで寝泊まり。
まぁーーー
青春ですよねーーー( ˊᵕˋ ;)💦
喫茶店は2つ。
ひとつは、山小屋ちっくな可愛らしいログハウス。
10席程度の牧歌的な店。
もう1つは、バブリーな現代アート美術館を兼ねた超近代的な大規模喫茶ルーム。
2つあったので、5人でシフトで分担制。
でも、何故か私は牧歌的な店ばかりのシフトだったなぁー
今思えば、なんで???
(^O^)
山小屋喫茶店には大きなビジョンがあって、エンドレスでwe are the worldをはじめとする洋楽のMVをガンガン流してたから、私にはその方が良かったけどね_(:3」z)_
仕事が早く終わった日には、清里の駅の方まで別荘地の中を抜けながら30分以上歩いて(!!!)行ったっけ。
萌木の村とか全盛期で賑わってて、すごかったなぁ。
でも、夕方から夜にかけての清里は秋が確実に近づいてきてるのを知らしめる物悲しい涼しさと静けさを孕んだ風が流れて、何とも言えない、心臓がきゅっと締め付けられるようなたまらない切ない空気がさぁーーっと流れ込む。
楽しい空気は観光客が全部持って帰っちゃう。
毎日、毎日、心に少しずつ確実に冷たい感覚が溜まっていくような感じだった。
そして、ある日。
お店の前の道を一台、二台と自衛隊のトラックが🚚山へ向かって⛰行くのを目にする。
今日は、多いなぁーーー
そのうち、その車列は一台二台とかじゃなく、前の道路を通るすべての車が自衛隊のトラックで数珠繋ぎに。
何があったの???
別荘住まいでテレビ📺をみないし、仕事中はミュージック・ビデオだし。
今みたいに携帯にYahoo!ニュースが入ってくるわけじゃないから、何かただならぬことが起きたのはわかっても、事態を把握するまでに時間がかかった。
御巣鷹山に日本航空の飛行機が落ちたらしいというのを数時間してやっと知る。
それからリゾートの空気は一変した。
毎日、毎日、前を行く車は自衛隊のトラックというのが、数日続いた。
本当に物々しかった。
しかも、5人いたバイトも、お盆を境に1人帰り、2人帰り。
最終的に夏の終わりまでいたのは、私だけ。
森の中の別荘に1人って、そーとー怖かった。
あんなに賑やかだったのに。
たくさんの人命を奪う悲しい事故。
夏の終わり。
少しずつ確実に溜まっていた冷たいものは、ある日ドカンと増えて如何ともし難いくらいの色んな寂しさ悲しさに溢れた19歳の清里の夏。
あれから1度だけ清里に行ったことがあるけど。
なんとなく、想い出とともに封じ込めた場所となった。
だけど昨夏、ご縁あって30数年ぶりに清里。
昨年夏は、猛暑が始まったとおもったら、出血多量でぶっ倒れ。
3週間自宅療養。
リハビリ代りに弾丸0泊淡路島旅行。
お店も私も再開し。
何かをやり直すかの如く、思い出の詰まった地へ。
始発で(!!!!)鈍行で(!!!!)清里へ向かい、山梨住みの古い友人を引っ張りだして、山頂にある清里テラスで朝ごはんでまったり、ゆったりしてからのWS合宿。
自分の情熱(意思)表明、そして、これをもってして魂の声を聞きながら自らの真の人生の旅をするための相棒、ワンドを自分の手で創作した。
自分は、どう生きたいの?
何をしたいの?
何が大切なものなの?
そんなことを心の中で自問自答しながら、ワンドを創りあげた。
そして、WSの後は行けば誰でも天女になれる天女の湯で天女にもなって。
そんな風に再生の空気にあふれた、2018年の夏♥︎
みんなに助けられて、みんなに守られて、ありがたく幸せな夏だった。
そして、昨年またあの途切れることない自衛隊の車列を、清里に行く直前に行った淡路島でも見ることに。
そう、豪雨被害に遭われた愛媛への救援に向かう隊員たち。
その車列の数は尋常ならぬ数。
清里のあの夏を彷彿させた。
と、思ったら清里に行くことになるとは。
物事は、繋がっていないようで、繋がっている。
繋がっているようで、繋がっていない。
必要があれば、1度途切れてもまた繋がる。
切りたくなくても、切れてしまうご縁もある。
そんなに自分でどぉこぉしようとしない方がいいと私は思ってる。
じゃあ、何をもってご縁を大事にしたらいいかは、やっぱり五感。
その人と一緒にいる時の自分の在り方ではかる。
その人と一緒にいると、元気になる
その人と一緒にいると、何故か萎縮する。
その人と一緒にいると、ダメだったイケてなかった過去にもどされる。
その人と一緒にいると、なんだかリラックスできる。
その人と一緒にいると、何故かアイディアがバンバン出てくる。
その人と一緒にいると、劣等感に苛まれる。
その人と一緒にいると、人生を丁寧に生きていきたいと思える。
その人と一緒にいると、話しが尽きない。
もぉ、言わなくてもわかりますよね?
自然災害であれ、事故であれ、いつ自分の身に起きるかわからない。
大切な人達とのお別れは、いつも隣りにある。
冷たい言い方だけど。
だからこそ、一瞬一瞬を大切にしなければならない。
五感を磨いて磨いてさらに八感まで持ち合わせていた古の日本人のように繊細な感覚を現代に生きつつも持ち、可能な限り難を避けられるような身体にしておきたい。
そのための食福力と、真摯な想いにかられるあれから34年の御巣鷹の日。
今日も楽しく美味しくお健やかに福々しく♡
神様からお墨付きの人生☆
オイシイ日々で、宇宙から溺愛☆
#食福力(私が作った造語♡食べて幸せになるための智慧とか感能力のことをさします)
#宇宙から溺愛
#オイシイモノガタベタインジャー
#オイシイモノはこの世の正義
#清里
#清里テラス
#天女の湯
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